自分の整備記録の為に様子を公開させて頂きます。
オーバーホール

・2005年9月18日・・・初の腰上OHです。(メーター6188KM)
 10月29日慣らし終了(7188KM)

セッティングがあまりにも出なかったので、クランクセンターシールチェックを
 行うついでに、今回は腰上全てを新品パーツで組む事にしました。
 クランクはセーフでした)

 劣化していたウォータホースとキャブ周りのホースを全て取り替えました。
 2004年11月にはオイル経路のホースを全て取り替え済み。

 これで、今後の整備の基本が出来たと思います。
今回、新品シリンダーでアイファクトリーのデトネリング加工済みを
 入手する事が 出来たので、それを早速使って組んでいます。
ピストンは組む前に、ピストンリング溝の上下の角を耐水ペーパーを
 折り曲げて2ストオイルを付けながらバリ取りをしました。範囲はINの反対側90度の範囲内です。

 ピストン合い口の隙間も耐水ペーパーを丸めて2ストオイルを付けながらバリ取りをしました。

・ピストンリングのトップとセカンドの見分けがつきにくいですね。
 トップリングのテーパーは分かりにくいです。セットもオイルで手が滑ってしまい、
 苦労してしまいました。

・チャンバーのガスケットに付いている液ガスを取るのに、時間が掛かりました。
 (Jhaガスケット、純正ガスケット共再利用)

・液体ガスケットはKE45Wを使用していますが、白いので排気漏れを発見しやすいです。
 サイレンサーの取り付けにはKE45T(トーメイ)を使っていますが、
 こちらは逆に目立たなくていいです。
・シリンダーとヘッドの組合せ(組合せを間違えると、圧縮が変わってしまいますのでご注意下さい)
  湿式 シリンダー刻印H ヘッド刻印H
  乾式 シリンダー刻印L ヘッド刻印L

キャブセッティング
11月・・・・MJ F158/R155 SJ40(ブリーダー径0.9) A25B JN2段  AS1 3/4戻し
       55000rpmあたりで少しだけハッチングが出ていました。

12月・・・・AVガスキットが届いたので
       J8YB針/2段、SJ40/0.8、AS2にセットしてみました。
       A25B/2段、SJ40/0.8、AS2の時の4000あたりの濃い感じも消えて、
       中間から上のパワー、トルク感とも向上しました。
       オーバーレブもいい感じです。
       やはりA25針は濃すぎたようです。
       ビックリードにして、AS1-1/2戻し。
4月・・・・ AS2戻し
5月・・・・まだAS1-1/2戻しの方がいいみたいです。
      MJをF#155 R#152に変更。
      頻繁にキャブレターの脱着をしていた為か、経年劣化してきていたオイルポンプコントロールケーブルが、
      キャブレター側のネジの根本でポッキリ折れてしまいました。
5月・・・・梅雨入り前でかなり暑くなった時のセッティングで
      JN/3段で、SJ40のまま夏を越えられるかも!?

2006年6月・・・・スロットルバルブをアイファクトリーオリジナルのカッタウェイ#5.5に交換
      ノーマルと比べると、切り欠きの幅が広くなっています。
      開け始めが楽になるとか!?ノーマルが相当すり減っていたのが外して初めて判りました。
      アイドリングが安定しました。

2008年4月・・・J8YB針(2.765)から、
      アイファクトリーオリジナルのジェットニードル K20(ストレート径2.745) に交換。
      SJは40のままでしたが、スローからちょっと開けたところが濃くて使えませんでした。
      次にSJ38にしてみたら症状はだいぶ改善されましたが、完全消えた訳ではありませんでした。

2008年4月・・・K20からJ8YA針(2.755)に交換。
      SJ38のままで、AS1-1/2戻し。
      まだ、少しアクセル開度1/4位でバラツキがあります。
      あとは、ASで微調整すればなんとかなるかなって感じでした。
      結局、J8YB(2.765)針3段にして、SJ38、AS1-1/2に落ち着きそうです。

一番左と一番右がアイファク製・・・汚いすり減り方(笑)
2008年11月・・・J8YB針/3段、SJ40、AS1-1/2戻し
2008年12月・・・アイファクトリーオリジナルのジェットニードル K20(ストレート径2.745) ー3段目に交換。
      SJは40のままでしたが、今の時期は良い感じになりました。AS1-1/2。

オリジナルビックリードバルブ

 開口部をSTDより約10%広げました。
 削ったところも簡単にスムージング処理してあります。
 5000rpmから上でパワー、トルク共アップしたのが体感出来ました。

サイレンサーグラスウール交換
 11月26日 black−oxさんのドックファイトサイレンサーと自分のRSフォースの
 サイレンサーのグラスウール交換をしました。
 Jha純正グラスウールは300×500だったのですが、用意出来たのは5×330×900で
 それを半分に切って幅も落として300×450にて使用しました。
 インナーを引き出すのが、堅くて大変でした〜
 次回の作業を考えてリベットはアルミフランジ/スチールシャフト(下穴4.2ミリ)を使用。
 組み付け時、インナーとリベット打ちにも液ガス塗布。

Jha I.P.C.kit 2007/5.19
低速からトルクアップを体感出来るほど変わりました。

インシュレーター、エアクリコネクティングチューブ交換 2007/5.19(9000km)
キャブを差し込む丸い部分の外周に亀裂を発見。完全に切れてはいないので二次エアの吸い込みの心配はありませんでしたが
いずれ、振動なり劣化で切れてしまいそうなので今回交換しておきました。

アイ・ファクトリースペシャルRCバルブ2007/9/8(9750km)
しばらく前にアイファクさんで作ってもらった、RCバルブを今回取り付けることにしました。
腰上をばらすついでにOHもして、各パーツの洗浄とピストンリングのみ新品に交換しておきました。

2007年9月24日バッテリー交換
2008年9月 リアベアリングホルダーCOMP交換
2008年12月 VHMヘッド装着につき腰上OH12313KM

       ピストン、ピストンリング、ピストンピン、ベアリング交換
       それにともない、セッティング変更。MJ158/155AS1-3/4戻し。
       ヘッドからのアーシング取り外し。
       ショップ7c(セブンシー)さんのイベントセール限定発売で購入。
       走行した感じは下からトルク、パワーとも一段上乗せされた事が体感出来ました。

ブレーキオイルのエア抜き
ブレーキホースを変えた時は、特にそうですがなかなかエア抜き出来ないのでそういう時は
キャリパー側から注射器で一度マスター側に圧送して、それから逆に吸い出した方が確実です。
その後、ブレーキレバー操作による一般的な抜き方をすればいいと思います。

RCバルブシャフト抜き取り特殊工具
RCバルブシャフトを抜く為の特殊工具を作りました。
アイファクさんのパクリですが(汗
簡単なスライドハンマーですね
昨年、自分のマシンのRCバルブのシャフトを抜くとき
メガネレンチとスパナでテコの原理で抜き取りましたが、シャフトを曲げてしまった失敗を経験していまして。
その後、ワッシャーを何枚か重ねながら抜き取りましたが、それも結構な手間だったです。
ただし、これだとシリンダーがケースに付いたままだと、クランクシャフトにダメージを与えてしまう心配がありますので、シリンダーを取り外してから使う事になります。


スイングアームピボットロックナット特殊工具(汚い自作品)
RCバルブシャフト下シリンダーナット用(自作)
100均で12ミリTレンチと10ミリソケットを買って、Tレンチのハンドルの根本でカットしてそこにソケットを溶接。先端はバルブシャフトを逃げるように、削って頭を低くしてます。

フロントフォーク・・・オクムラのカラーの代わりにスプリングジョイントプレートのみで調整、スプリングの遊びゼロ(STD状態)
           オクムラのカラーだとライン3段目でスプリングの遊びゼロ。
           スプリングジョイントプレートのみで7段目でスプリングの遊びゼロ。

リアサス調整ネジ8.5ミリから2.5ミリに変更(下げる)・・・H21年5月に元に戻す。
H21年8月リアサス調整ネジを5ミリ(残りネジ山長)に変更
フリーから1Gで10ミリ縮む、オーリンズマニュアル5ミリから10ミリが標準値。
1Gから乗車1Gで30ミリ縮む、オーリンズマニュアル30ミリから40ミリが標準値。
ナンバープレート裏側のリアフェンダー下の平らな部分から、地面まで垂直で計って1Gで780ミリ。

ステムのメンテナンス・・・トップはベアリング圧入。アンダーはテーパーベアリング。
             フロントスタンドを使って外せるパーツを外してから、
             2Mの脚立で車体を吊ってステムの取り外し。洗浄とグリスアップ。
ステアリングダンパーOH・・・ラボ・カロッツェリアさんに直接OH依頼。H21年5月。
               内部ゴムブッシュ2個と他3点を交換。代引き手数料込みで¥13020。所要日数わずか3日でした。

サイレンサーメンテナンス・・グラスウール交換(2009.10.25)
              リベット穴の確認を忘れて分解してしまったので、組み立てに手こずりました。
              次回はポンチマークでもつけましよう!
              インナーが固着して抜けない時は、一度チャンバーに仮付けしてサイレンサーボディを手で回せば簡単に取り外せます。

フロントフォークメンテナンス・・・スクーデリアオクムラさんにて、MEダンピングチューン及びフルオーバーホール2010年7月15、380キロ
2010年8月 ミッションオイル交換。(G3オイル)

2010年11月
体重計を 2台使用して、前輪と後輪を同時に計りました。
1台はアナログでもう1台はデジタルなので、前後を入れ替えて2回計測しました。
ガソリン、オイル満タンのフル装備です。
結果  F76.6 R71  計147.6キロ
    F76.5 R70.8 計147.3キロ
カタログデータですと156キロなので、8.4キロの減量です。
ガソリン12キロを引くと、半乾燥135.6キロ

2012.5.12
クラッチ交換 フリクションディスク クラッチプレート ダンパー 16824キロ

サイレンサーカーボンパイプとグラスウール交換 2012.6.9
グラスウールは240×450

2013.8
タイヤをBS090からダンロップα13に履き替え。
リアはBSの160からDLの170に。
外径が633から644になったので、リアサスで車高を16ミリ下げ、タイヤ外径アップ分を引くと10.5ミリの車高ダウンとなりました。

2013.9
チェーン交換。RKのBG520TRU110リンクを108リンクにて取付


2013.11
スプロケスペーサーを3ミリでTSIさんにお願いして再製作
ホイールスペーサーを2ミリで同じくTSIさんにお願いして製作。

リアアクスルシャフトを鍛造チタンにてワンオフ、長さを2ミリ長くしてあります。



チタンセンターロックナット鏡面タイプ

RS用削りセンターロックスペーサー
友人が図面起こしから、製作手配までしてくれました。今回はアルマイト無し、ブルー、ゴールドの3個限定です


2014.7
スプロケスペーサーを外して
追加でアクスルディスタンスカラーSTD5ミリ厚を3.6ミリに加工して取付
スプロケットをひっくり返して1.4ミリオフセット
合計5ミリのオフセットの完成。



170サイズリアタイヤを履いたので外径が大きくなって車高が高くなった分を
NITRON車高調整で下げました。レーシングスタンドを掛けた状態で
ナンバー下で903ミリから880ミリに調整。

2014.12
RC30マルケジーニ取付には、センターロックシムを外し、2パイベータピン使用。
センターロックは 逆ネジに付き注意。

2015.3.29
MEフロントフォークスプリングを
0.75から0.85に変更。
リアスタンド使用してボトムパーツ上からフォークケース下までの間隔が
87.7から93.3になりました。

RC30用マルケ5.5J BT-012 180(実測185)
        RS 10  180(実測182)
RSHRCマルケ5.5J α13 170(実測178)

2015/9/5 アルミチャンバーフランジ(Oリング仕様)



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